1960年1月30日(土)15時15分、松野 迅は大阪に生まれる。左利き(別名 ヒダリスト)。
左手の掌線は、感情線と知能線が一本に重なる「ますかけ線」。
母 (1930-1984)は、漢学に精通しコーヒーが大好きな薬剤師で、かつ弁論家。
父 (1931-2016)は、素朴にして気高く、独創にして自然体を貫く人生を歩んだ植物造形作家で茶人。関西平和美術展の事務局を60年間余担当した。
松野 迅は1966年、大阪市立矢田小学校入学。1968年4月にヴァイオリンとであい、2024年は音楽生活55周年を迎えた。1969年、矢田事件と遭遇。
1973年より地球各地をかけめぐり、アジアとヨーロッパでソロ、室内楽、協奏曲の演奏活動、そして「枕が替わらないと眠れない」と称するほどハードな旅生活を繰り広げてきた。
イ・ムジチ合奏団のコンサートミストレス[1977-1986在籍]をつとめたヴァイオリニストのピーナ・カルミレッリ(1914-1993,左利き)や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1首席チェリスト[1950-1985在籍]のエベルハルト・フィンケ(1920-2016)と数多くの室内楽コンサートやレコーディングを行ってきた。日本国内では、歌手・淡谷のり子(1907-1999)とコンサートや放送を重ねてきた。
京都市立芸術大学にて岩淵龍太郎氏(1927-2016 左利き)に師事。作曲者として1985年より日本音楽著作権協会会員。
CDアルバムやCDブックは、(株)音楽センターより多数発売されている。カメラータやビクターレーベルにも音源がある。
エッセイ集は、未來社、かもがわ出版から2冊ずつ出版されている。新聞、雑誌への連載エッセイも数多い。
作曲・編曲作品、譯詩作品は楽譜集や音源として発表されている。
1984年より、長野県にて夏季音楽祭【室内楽inn】を主宰。
2014年には、パウ(パブロ)・カザルス作曲「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調」を日本(アジア)初演。オリジナル楽譜に基づく録音も行った。【CD P.カザルスへのオマージュ】
2016年より、松野 迅がヴァイオリンとピアノを同時演奏する作品(ダン・テプファー作曲ソロ・ブルース)や、ソロ作品ばかりを集めたコンサートを世界各地で行っている。。
またP.シェーンフィールドの作品など、21世紀の作品を取り上げるプログラムや、アジアの作曲家のみで構成するプログラミングも注目を浴びている。
学校、幼稚園、保育園、病院、諸施設などでのコンサートは、世界各地にその足跡を残してきた。また「九条の会」講師陣のひとりとして、講演やコンサートを国内で幅広く行っている。
コンサート活動の合間に、楽曲のアナリーゼ(分析・剖析)講座、合唱指揮なども定期的に行っている。
松野 迅は希望者からの要請に応じ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノの「お稽古」を東京と関西で行っている。学習者には「左利き」「左手利き」の比率が高い。
これまでに中華人民共和国、大韓民国、タイランド、マレーシア、ベトナムなどでヴァイオリンや室内楽のマスタークラスを受け持つ。アジア人としての演奏スタイル・フィンガーリング・ボゥイング・考え方などを提案・伝授してきた。
松野 迅はヴァイオリン・ヴィオラの演奏時、楽器の肩当ては使わない。右と左の両脳と心はフルに使う。
苦手なものは、SNS、食品添加物、にんにく、納豆、自己紹介。
これまで共同生活をしてきた猫の名は、「大吉♂」「小吉♂」「シャルル♂」「闇太郎♂」「カーマ♂」「ひばり♀」「やわら♀」「りんご♀」「パープル♀」そして「すみれ♂」。
Violinist JIN MATSUNO was born in Osaka, Japan. He touched the violin at the age of eight.
It will be 50 years in 2018.
He debuted in the music world playing concerto at the age of 13. Since then he has been performing in Asia and Europe. He studied art in Kyoto, Japan and has played with excellent artists all over the world.
He has also performed at schools, hospitals and other places outside the concert hall. It also includes charity concerts for survivors, disabled people and sick people.
He is also a composer, arranger and essayist.
And we can get a lot of his recordings. He is one of the artists who has continued solo performance for many years in Japan.
He is left-handed.
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2018年春、ハノイ(ベトナム)でのコンサート。作曲家ダン・フー・ファクさんとの共演も。
エルガー作曲〈愛のあいさつ〉
at St.Lawrence Jewry-next-Guildhall, London EC2
JIN MATSUNO,Violin KANAE FUROMOTO,Piano
エルガー作曲〈朝の歌〉
at St.Lawrence Jewry-next-Guildhall, London EC2
JIN MATSUNO,Violin KANAE FUROMOTO,Piano
Rec. by Mr.Dome Songwish